2009年10月

2009年10月30日

「面白さ」の計算科学:エンターテイメントコンピューティング 〜その誤解と真実〜

gcoe3なんだか講演ラッシュですが,下記の通り,学内で講演を行うことになりましたのでお知らせいたします.

(GCOE)第4回GCOE現象数理談話会(コロキアム)
「面白さ」の計算科学:エンターテイメントコンピューティング
〜その誤解と真実〜
宮下芳明(明治大学 情報科学科 准教授)

2009年11月6日(金)16:30−17:30
明治大学生田校舎A館207教室
入場無料

 エンタテインメントコンピューティングとは、特に情報科学に根ざしたアプローチから「面白さ」の基本要素を解明し、表現・教育・運動・福祉といった分野への応用を考えていく先端的学問領域である。ACMでも論文誌Computers in Entertainmentを開始され(2003年)、情報処理学会においてもエンタテインメントコンピューティング研究会が新設されている(2004 年)。立ち上がって間もない学問であるため,本質的に全く異なる分野であるはずのゲーム情報学と混同されることすらあり,現在でもその意義や内容について誤解が絶えない.本講演では,講演者とその研究室での研究成果を交えながら,エンタテインメントコンピューティングとはどのような学問か,そしてなぜ今この学問が推進されなければならないのかについて語る.

http://gcoe.mims.meiji.ac.jp/jpn/event/Colloquium/files/colloquium_05.pdf


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2009年10月22日

日本インテリア学会 第21回大会 金沢大会 記念シンポジウム

日時:2009.10.24(土)16:00〜18:0 会場:金沢ニュー・グランドホテル
テーマ: 「都市文化におけるエクステリアとインテリア」

 インテリアは当然ながらエクステリアという概念を前提としている。一般的語法として「インテリア」は建築における室内空間の装飾やデザイン、ないしは調度品を意味する。しかし、基本概念からすれば、建築空間を離れた世界で「インテリア」を考えてもよいはずである。平易な表現では、「内と外」あるいは「表と裏」なども似たような対立概念であると言える。
 このシンポジウムの企画では、建築におけるインテリア以外の世界で活躍する三名のパネリストが、それぞれの専門のフィールドで「インテリア」をどのように考えているかを語ってもらう。

パネリスト:
■ 浅野 隆 (金沢美術工芸大学 デザイン科 製品デザイン専攻 教授)
■ 村上太郎 (茶菓工房たろう代表 金沢市弥生)
■ 宮下芳明(明治大学 理工学部 情報科学科 准教授)

● コーディネーター:宮下孝晴 (金沢大学 人間社会学域 人文学類 教授)

http://www.dc-meiji.jp/files/interior09.pdf

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「芸術 ×コンピュータの可能性と未来」

第25回NICOGRAPH記念大会のパネルディスカッションで講演します.

アートについての理解がある聴衆だと思うので,エンタテインメントとかコンテンツとかそういう話は一切抜きにして,芸術表現,特に音楽表現に集中して本気で講演してみたいと思います…が,まだパネル全体の意図を把握できていないので,当日の化学反応に期待したいと思います.他のパネラーもすごい方々ですので,間違いなく面白い議論になるでしょう.

日時:2009 年10 月23日(金) 13:30-15:30
   東京工科大学片柳研究所棟 KE-102, KE-103教室
   八王子キャンパス http://www.teu.ac.jp/
   〒 192-0982東京都八王子市片倉町 1404-1

第25回NICOGRAPH記念大会パネルディスカッション
「芸術 ×コンピュータの可能性と未来」
  土佐尚子 (京都大学教授・司会)
  原島博 (東京大学名誉教授)
  黒坂圭太 (武蔵野美術大学教授)
  森脇裕之 (多摩美術大学准教授)
  宮下芳明 (明治大学准教授)

http://www.img.cs.titech.ac.jp/~rocky/nico/09a/time_table.pdf

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