メディアアート

2008年07月08日

大山宗哉 「≠!」

今日から7月末まで、生田図書館のGallery ZEROにて、宮下研究室M1 大山君の展示「≠!」が始まります。オリジナルのマルチタッチディスプレイを制作したのですが、天井、床、テーブル面、そしてテーブル面の中に写るユーザーの手の上に映像を投影する「マルチレイヤー」を実現しています。インタラクティブアートとしても秀逸で、ユーザーたちの手の動きに合わせて映像と音がダイナミックに変化します。



 ■期間 2008年7月8日(火)〜7月30日(水)
 ■時間 平日 8:30〜19:00 土 8:30〜18:30 日・祝日 10:00〜16:00
      ※初日は10時から開室いたします
 ■場所 生田図書館 Gallery Zero
 ■リーフレット  http://www.dc-meiji.jp/ohyama.pdf

大山 宗哉 <略歴>
1985年 生まれ。2006年、大槻幸平とともに結成したvoice.zeroとして国内外のアーティストとのコラボレーションプロジェクトを開始。同年、スペインのアーティスト Miguel Gil Tertre 氏とともに4作のビデオ作品を発表。2007年、ソニーミュージックコミュニケーションズをはじめとする企業のインスタレーションを制作。また、メディアアーティスト集団 TriponとともにMetamorphoseに出演, リアルタイム生成によるパフォーマンスを行う。
2008年、明治大学 大学院 理工学研究科 新領域創造専攻 ディジタルコンテンツ系に所属、メディアアートを宮下芳明氏に師事。東京芸術大学 公開講座 非常勤講師 (2008年−)。


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2008年06月20日

HOMEI MIYASHITA: Performances in absentia

d67643e3.jpg本日から7月3日まで、明治大学 生田図書館 Gallery ZEROにて、演奏・映像作品の上映展示「Performances in absentia」が行われます。

デジタル・オペラ・プロジェクトとしての活動や、Dangomusicのパフォーマンスなど、これまで制作・発表してきたメディアアート作品・映像作品を常時上映しています。また、pHテルミンなどの展示も行っています。

http://www.lib.meiji.ac.jp/news/

http://www.dc-meiji.jp/absentia.pdf

僕が学生のときの作品なので、先生という立場になってから見せるのはやや恥ずかしいのですが、新領域創造専攻ではアートを志す学生も多く、刺激になるだろうと思い展示を決断しました。全部鑑賞するのに40分ほどかかりますが、お時間がありましたらぜひ足をお運び頂ければ幸いです。

absentia

今回の展示にあたっては、同僚の先生方、学生・院生たち、そして生田図書館の職員の方々に大変お世話になりました。この場を借りて御礼申し上げます。

 HOMEI MIYASHITA: Performances in absentia

 期間:2008年6月20日〜7月3日
 場所:生田図書館 Gallery ZERO
 時間:平日 8:30-19:00 土 8:30-18:30 日・祝 10:00-16:30 (※ 6/30 は 13:00-)


homei_miyashita at 01:33|Permalink

2008年05月12日

第9回 ディジタルコンテンツ学研究会

mukaiyamaメディアホール(生田キャンパス中央校舎6F)にて、第9回 ディジタルコンテンツ学研究会を開催いたしました。

公立はこだて未来大学准教授の迎山和司先生をお迎えし、メディアアート作品「Flowers: the interactive pictures」を支える技術や、直感的なコンピュータ・インタラクションを効果的に見せることについて講演していただきました。



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また、僕も「ヒラケハナ」のアルゴリズムについて解説をさせていただきました…。



homei_miyashita at 15:36|Permalink

Flowers:the interactive pictures 展示

aeb943ef.jpg迎山先生との共同展示「Flowers:the interactive pictures」がはじまりました。

迎山先生の御作品は、近づくと咲き、離れると枯れるインタラクティブな花の作品です。インターバル撮影を行った実写画像を用いているため、生々しい動きが面白いです。

fl02僕の作品「ヒラケハナ」は、開花促進遺伝子を可聴化した作品です。DNAが実際に転写・選択・結合・翻訳されるのと同じ速度で音を発するシミュレーションプログラムとなっており、遺伝子における情報処理プロセスを「聴く」ことができます。

またこのプログラムは迎山先生のシステムとソケット通信を行っており、花の前に立つと、タンパク質合成プロセスに移行します。

homei_miyashita at 13:17|Permalink

2008年05月11日

Flowers:the interactive picturesのお知らせ

ご存じの方も多いと思いますが、迎山和司先生とコラボレーションした展示をやります。
「Dangomusic」「pHテルミン」に続く、久々のメディアアーティストとしての活動、になります。
6/6まで展示してるので、関東にいらっしゃる方はぜひ遊びに来て下さい。

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「Flowers:the interactive pictures」
迎山和司(映像)+宮下芳明(音響)

2008年05月12日[月]-06月06日[金]
明治大学生田図書館 Gallery ZERO

チラシ/地図
http://www.dc-meiji.jp/flowers.pdf


12日の月曜日(明日です!)は、14時から迎山先生とともにこの作品についての講演を行いますので、ぜひご来場ください。

http://www.meiji.ac.jp/koho/hus/html/dtl_0002690.html


homei_miyashita at 09:04|Permalink

2007年01月26日

eAT'07でのライブ映像



261e5923.jpgeAT'07でのライブ映像です。共演・司会は明和電機の土佐さんです。MCに助けられたおかげで、とても楽しいライブになりました。

化学楽器として、pHテルミン(pHセンサーからの入力を音高に変換)、泡音リズム[awa-odo-rhythm](化学振動現象を応用したリズム生成+バブ&ドンパチ&ドライアイス)を制作しました。

化学楽器についての説明ページを設けました。
iehttp://www.sonichead.jp/4++/chemical.html

homei_miyashita at 23:56|Permalink

2004年09月29日

Dangomusic



4863c7f5.jpgDangomusic (2004)
2匹のダンゴムシの位置座標に基づいて仮想的な弦をトリガーし、音楽を作り出そうという試みです。横にはペンタトニック・スケールに割り当てられた弦が並んでおり、それに加え左右にはフレーズをトリガーする弦が2つ設定されています。

REAダイジェスト映像

homei_miyashita at 20:45|Permalink

Scan & Play

dc86f159.jpgScan & Play (2004)
この作品は、ひとつの画像イメージを上からスキャニングしつづける自作ソフトウェアを用いたものです。ソフトウェアシンセサイザー、ソフトウェアエフェクタと一体になってるため、音色変化などもリアルタイムで変化させています。

REAダイジェスト映像

homei_miyashita at 20:25|Permalink

WindChimer

4b5f200b.jpgWindChimer (2004)
これはコンピュータ制御(MIDIコントロール)で扇風機を駆動し、それでウィンドチャイムを鳴らすというシステムを用いた作品です。それぞれのウィンドチャイムは異なる和声をもつように設定されています。特定のタイミングでウィンドチャイムの音を鳴らすのには若干工夫が必要で、鳴らす数秒前から弱い風を断続的に送り、音は鳴らないが短冊が回転する程度の乱流を作り出しておきます。そうすると、意図したタイミングで特定のウィンドチャイムを鳴らすことができるわけです。

REAダイジェスト映像

homei_miyashita at 19:34|Permalink

SoundDust

4e8aedb2.jpgSoundDust (2004)
これは、掃除機を「楽器」として用いることを狙った作品です。掃除機にはカメラがついており、この画像に基づいて音の一部にエフェクトがかかります。また掃除機の吸込音も積極的に変化させて、「音楽」の一部になるよう操作しています。

REAダイジェスト映像

homei_miyashita at 19:32|Permalink

Cellphone-Ensemble

c96865c3.jpgCellphone-Ensemble (2004)
スクリーンにメールアドレスを提示し、観客が送るメールによってステージ上の携帯電話を鳴らし、音楽を作り出そうというものです。携帯電話にはオルタード・ドミナントスケールに従った音がそれぞれ割り当てられています。皆さんのご協力のおかげで、合計800通以上のメールをいただきました。ただ、ネットワークのトラフィックの問題もあり、コンサート終了後に届いたメールもたくさんあります。
ある意味で、観客は作曲・演奏行為を行っているといえます。しかしながら、それぞれのメールアドレスがどの携帯電話に割り当てられ、どのような音になるのかを観客は知りません。さらに、発音タイミングは大きな不確実性を伴いますので、どの音が自分の発信したメールによるものなのか、観客に実感はありません。このような状況下でも、観客は作曲あるいは演奏を行ったといえるのでしょうか?

REAダイジェスト映像

homei_miyashita at 19:30|Permalink

Theorist

1217e34d.jpgTheorist (2004)
このシステムは、入力された打鍵情報を、音楽理論的に自動補正するものです。具体的には、バークリー理論におけるアベイラブル・ノートスケールに該当する鍵盤はそのまま音を出し、それ以外の鍵盤からは最も近いアベイラブル・ノートスケール内音を出力します。簡単に言ってしまえば、どんなにめちゃくちゃにキーボードを叩いても協和的な響きが出力されるシステムです。ただ上級者には、音を濁すための不協和音や半音階の経過音が出せないジレンマがあります。

REAダイジェスト映像

homei_miyashita at 19:28|Permalink

52P8

56a13d88.jpg52P8 (2004)
トランプを8枚並べ、その色によって各パートのリズムを決定して音楽を構築するライブ作曲の試みです。どちらの音を選択するかは、作曲者が「よりよい音楽」になりそうな方を選びます
実は、これは自分が用いている通常の作曲技法です。頭の中にあるリズムパターンでは数に限界がありますが、この方法だと自分が思いつかなかったようなリズムを発見できます。ですが、こうして作曲された音楽は、自分の音楽と認めてもらえるのでしょうか?

REAダイジェスト映像

homei_miyashita at 19:26|Permalink

Unstable CD Players

63847537.jpgUnstable CD Players (2004)
音飛びしやすい5台のCDプレーヤーを用いた作品です。各CDプレーヤーには、同じテンポのスクラッチ・ループが入っています。そのため、再生タイミングがずれても同期して聞こえます。音飛びが発生しやすいように、(1)不安定な電池駆動 (2) プレーヤーと相性の悪いCD-R (3) 盤面上の傷 (4) 時折プレーヤーを叩く という条件をそろえて再生を行いました。

REAダイジェスト映像

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AcceleLand

db1aff06.jpgAcceleLand (2004)
自動車から見える風景(路面の模様や街路樹など)をそのまま音楽にマッピングした作品です。路面模様をそのまま音楽に変換した場合とは異なり、この作品の場合は運転者による速度変化や対向車などの存在が影響します。

REAダイジェスト映像

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Thermoscoreのための小品



f3aab9c7.jpgThermoscoreのための小品 (2004)
Thermoscoreは、鍵盤温度を時系列的に変化させることのできるシステムです。今回のシステムの場合、常温から最大70度以上まで、それぞれの鍵盤の温度を制御できます。この作品では、あらかじめ決められたシークエンスに従って、鍵盤の温度が変化する状況下で、ピアニストが即興演奏を行っています。高熱の鍵盤はとうてい長く押してはいられず、自然と他の音に向かう経過音になったりします。

REAダイジェスト映像 [real player]
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2003年03月03日

赤外線リモコンと太陽電池によるシンセサイザー

赤外線リモコンと太陽電池によるシンセサイザー(2003)
 赤外線リモコンからの光線で太陽電池パネルを発電させ、その電流を直接スピーカーにつなぐと、リモコンのメーカーによってさまざまな信号音が出ます。これは複数のリモコンの光を当てると合成されて出力されるので、まさにシンセサイザーとして機能する楽器なのです。

iconspeaker音声再生(mp3)


homei_miyashita at 20:15|Permalink

空間密度を音に変換する装置

空間密度を音に変換する装置 (2003)
 これは、光センサーによってモビールの位置を測定し、それをシンセサイザーに接続して音を発する装置です。モビールを動かすと、その動きに応じた音が発せられます。
この作品はセンサーの上にモビールが来るとハープの音色を奏でる、風鈴的な要素をもっています。

homei_miyashita at 20:14|Permalink

空間密度を音に変換する装置

空間密度を音に変換する装置 (2003)
 これは、光センサーによってモビールの位置を測定し、それをシンセサイザーに接続して音を発する装置です。モビールを動かすと、その動きに応じた音が発せられます。
こちらはシンセサイザーにおけるフィルターのパラメータと直結しており、スペイシーなアンビエントサウンドを生成します。

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人間型リズムシンセサイザー

人間型リズムシンセサイザー (2003)
 3-3-7拍子のリズムを発生する人間型のシンセサイザーです。胸にある4つのつまみで音色が変化します。楽器で遊ぶというよりは、何者かとコミニュケーションをとっているかのような錯覚をおぼえます。

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波紋を用いた音圧の視覚化

波紋を用いた音圧の視覚化 (2003)
 音を振動に変換する装置の上に、水をはったトレイがあります。ここにマーブリング絵の具をたらすと、不思議な形状があらわれ、音楽に合わせてリズミカルに変形を繰り返します。

homei_miyashita at 20:10|Permalink

100個のエフェクトによる5つの出口

100個のエフェクトによる5つの出口 (2003)
 カラオケのエコーなどのように、音を様々に加工する装置がエフェクターです。この作品は、これらを100種類数珠繋ぎにすることで、単純なサイン波が原型をとどめずに出力されるというデモです。途中のパラメータによっても、結果は大きく変化します。

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homei_miyashita at 20:05|Permalink

NEGATIVE & POSITIVE 〜キコエナイ音、聞こえますか〜

NEGATIVE & POSITIVE 〜キコエナイ音、聞こえますか〜 (2003)
 この楽曲では、画像で言うネガ反転を行っています。ネガとして裏返った音楽は、すべての音がなる強い和音の中で「メロディに当たる音だけが鳴っていない」状態になります。その「鳴っていない音」は、注意深く聞くと聞こえます(?)

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iconspeaker
音声再生(mp3)

pdf五線譜による表記(pdf)

homei_miyashita at 20:04|Permalink

重力と反重力

重力と反重力 (2003)
 ボールが床に衝突し弾んで次第に止まってしまう現象において、空間的な高さをそのまま音の高さに変換したピアノ曲です。また全体を上下に反転させることで、音による反重力体験ができます。

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pdf五線譜による表記(pdf)

homei_miyashita at 20:03|Permalink

03.03.03

03.03.03 (2003)
ゾロ目になっている個展開催日(2003年3月3日)も、視覚的に作曲することで音楽になってしまいます。特に相似形の場合は、それが一種のループサウンドになります。

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pdf五線譜による表記(pdf)

homei_miyashita at 19:58|Permalink

爆発

爆発 (2003)
 横軸を時間に、縦軸を音高にした2次元平面に絵を描くように作曲する「視覚的作曲」による作品です。コンピューター制御による「ピアノ曲」です。

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pdf五線譜による表記(pdf)

homei_miyashita at 19:52|Permalink